フリーランスの働き方ってリスクあり?【経験談と回避する方法】

フリーランスの働き方ってリスクあり?【経験談と回避する方法】

フリーランスという働き方をしている人って増えてきているけど、社会人と比べたときにリスクってないのかな?フリーランスに興味があるけど、実際のところを知りたい。

フリーランスとして独立すると自分の裁量で好きな仕事をすることもできるし、正社員で働いているときよりも、出勤や出社というものがないので自分で好きに時間を管理することができます。

その反面、もちろんフリーランスになることで起こり得るリスクというのも存在します。

会社員を卒業してフリーランスになることを考えている人は、そのリスクが一番気になるところだと思います。

僕自身は会社員を2年経てフリーランスとして、現在2年ほど。

実際に感じるリスクやフリーランスになる前から知っておくべきことで回避できることについてまとめたので参考にしてみて下さい。

前置き:フリーランスになって良かった?答えはYesです

前置き:フリーランスになって良かった?答えはYesです

フリーランスという働き方をする上でのリスクについてこの記事ではまとめていこうと思いますが、「会社員を辞めてフリーランスになって良かったか?」と聞かれると答えはYesです。

フリーランスの働き方は自分次第で自由に選べますし、会社員のときよりも求めているライフスタイルを現実的に近づけることができるのではないかなと思います。

例えば、僕の場合は高卒なのでまず大企業に入る方法はほぼないです。入っても組織の仕組み上、圧倒的に成功しなければキャリアは見えてきません。

社会人経験は2年ほどありますが、いわゆるベンチャー企業と言われる会社でキャリアと言う意味での成長の場は用意されていましたが「ライフスタイル」という意味では、あまり適していなかったんだなと思います。

その後フリーランスという形で独立しましたが、自分の力を試してみたいという点と自己成長を考えた上で個人で挑戦してみる方が良いかなと判断しました。

余談が長くなりましたが、フリーランスになることのメリットは大いに感じている上でリスクも存在するのでこれから働き方を会社員からフリーランスへ大きく感じているのであれば要チェックです。

フリーランスになることの5つのリスク【経験談】

フリーランスになることの5つのリスク【経験談】

フリーランスになることで起こり得るリスクは大きく5つかなと。

  1. 収入が0円になるリスク。給与という考えは捨てる必要がある。
  2. スキルの切り売りという現実。それ以下でもそれ以上でもない。
  3. 有給や休みの考え方が会社員と異なる
  4. フリーランス=孤独という考え方は間違いではない。
  5. フリーランスに慣れるとサラリーマンに戻れないリスクがある。

詳しく経験も踏まえてまとめていきます。

収入が0円になるリスク。給与という考えは捨てる必要がある。

まず、フリーランス=1人社長と同義です。法人登記をしていないだけで、自分の仕事に責任を持つ必要がでてきます。

会社員のときも仕事に責任はもちろん求められますが、例えミスをしたとしても周りのサポートがあったり責任を取るのは上司や会社になります。その上で、毎月まとまった給与をもらうことができます。

フリーランスの場合は、会社に所属していないので自分で生活費を稼ぐ必要があります。

「案件がない…。」となれば、収入は0円です。

仮に案件を受注しても、売上として受け取れるのは数ヶ月後の可能性もありますし、大きく売上が上がった月があったとしても毎月それが続くのは誰も保証してくれません。

フリーランスのリスクとして収入が0円になる可能性は捨てられません。月額契約で毎月まとまった報酬を受け取れるような契約もありますが、それが半永続的に続くとも限りません。

初期の段階ではがむしゃらに頑張る必要がありますが、この収入問題はリスクヘッジとして考えておく必要があります。

スキルの切り売りという現実。それ以下でもそれ以上でもない。

割とここはフリーランスのリスク回避としても重要なポイントだと思っていて、フリーランスの働き方は、「コンサル・マーケティング・デザイン・エンジニア」など何かしらのスキルを持ってそれをもとに仕事をするケースが大半です。

受注に対して成果を出す。それに応じて成果報酬をもらう。それ以下でも以上でもありません。

会社からしたら組織に足りないリソースをフリーランスで補っているだけという見方もできます。

案件受注型であれば、案件が終了した時点でフリーランスとしての仕事は終わります。自分のポートフォリオに入れることはできるかもしれませんが、今後手伝ったサービスが成長したとしても個人(フリーランス)の名が語られるケースはほとんどないです。

コンサル型であれば会社の規模が大きくなったり、方針が変わったら受注先のリソースも増えて、フリーランスが不要になるケースも大いにありえます。

フリーランスは個人で動いているため足りないリソースを埋めるためには会社としては好都合であり、法人取引よりも安価に発注できます。

発注先が搾取しているという意味合いではなく、少なからずフリーランスとして働く上でリスクヘッジとして圧倒的な専門領域を作ったり、時代のトレンドに常に敏感になっていたりと1歩先を見据えて成長していかなければなりません。

フリーランスでよくあるプラットフォームを利用せずに、圧倒的に営業力(受注力)を上げるのももしかしたら答えの一つかもしれません。

自分でサービスを作り、受注発注関係をなくす働き方も一つ手です。

フリーランスの職種にもよりますが、法人との取引から報酬を得るのであれば「スキルの切り売り」だけで仕事をしていると限界が来る可能性があることを知っておくべきだと思います。

フリーランスとして成長できる環境を選びつつ、法人取引があるなら発注会社から見て都合のいい人材になっていないかを考えていく必要があります。

有給や休みの考え方が会社員と異なる

「フリーランス=自由」という見え方もあれば、「フリーランス=1人で働いていて大変そう…。」と捉え方は人それぞれだと思います。

会社員時代とフリーランスで異なるのは、休みが保証されていないということです。

仮に体調が優れなくても案件を受注していれば、継続的に案件を進行させていく必要があります。多くの案件を抱えて、仕事をしていて自分のリソースが足りなくなっても他の案件をストップさせることも不可能です。

フリーランスは1人社長のようなものなので、有給はありません。休みも仕事が忙しければありません。働き方を工夫しないと会社員時代よりも時間に追われる可能性もあります。

ここの働き方は自分次第ですが、詳しくは以下の記事でも書いているので参考にしてみて下さい。

関連記事:フリーランスって休みあるの?→実状をお答えします。

フリーランス=孤独という考え方は間違いではない。

フリーランスで在宅型で仕事をしている人であれば、家から一歩も出なければ誰とも話さずに1日を終えることもありえます。

会社員で働いているときは、会社に出社して同僚と仕事の話をしたり、プライベートや趣味の話なんかをするのって日常的な光景だと思います。

フリーランスの場合は、それが環境次第ではほとんどなくなる可能性があります。リスクとまでは思いませんが、1人で仕事をし続けてもライフスタイルが良いとは言えないですし、気が滅入ったり社会性が低くなるかもしれません。

僕の場合は、マーケティングのサポートをしている会社のオフィスを自由に出入りできるため、好きなところで仕事をしたりという環境をあえて作りました。

今はコワーキングスペースやシェアオフィスなどもあるので、働く環境は考えておく必要があります。

フリーランスに慣れるとサラリーマンに戻れないリスクがある。

これはリスクかどうかは人次第ですが、僕はフリーランスを2年ほどしてきてサラリーマン(会社員)にはもう戻れませんし、戻る気もありません。

フリーランスの働き方は、自分で働く時間や場所を決めることができるため会社員のときの制約がほとんどなくなります。スーツ着用が絶対の会社員だったらそれはなくなりますし、満員電車が嫌なら乗る必要もありません。

フリーランスになると決意して働き始めた時点で、フリーランスの働き方にシフトしていくので会社員としてまた働くことを考えたときに「これが無理だな…。」というのがどんどん増えていきます。

それは、フリーランスは自分自身の働き方を会社組織関係なく自分で作り出すことができるからです。

フリーランスで働き続けていくと、キャリアの中に会社員として働くという選択肢が消えていきます。もし、フリーランスの働き方に限界が来たとしても、会社員として適応していくのはかなり難しいのかなと個人的には思います。

フリーランスで働く上でのリスクを回避する方法

フリーランスで働く上でのリスクを回避する方法

フリーランスとして活動する上でのリスクをまとめてきましたが、僕自身は継続してフリーランスを続けています。

その理由は、フリーランスの働き方が自分に合っているからです。

この働き方を変えるつもりはないですし、もっと自分の好きなこと・興味のあることに働き方をシフトしていこうと考えています。

今回挙げたリスクを回避する方法は、ほぼ一つかなと思っていて「目先の収益に囚われない。仕事は仕組み化しましょう。」ということです。

フリーランス初期は、案件受注をする必要があったりするので興味がなくても「断れない…。」なんてことも。ただ、その場合は消耗してワークライフバランスがうまく取れないこともありえます。

  • 仕組み化は、自分だけが動かずとも他のパートナーに流して仕事するのも一つ。
  • 収益の分散をしてストック型・継続収益を作るのも一つ。
  • 案件が自動的に作る仕組みも一つです。

例えば、案件が自動的に入ってくる仕組みを作れば営業する必要もないですし、自分で好きな仕事を選べる立ち位置も作れます。方法は営業パートナーを見つけるのもそうですし、信頼が積み上がれば自ずと紹介してくれる人も増えます。

SNSやブログで発信しつつ、自分の仕事の信頼度を上げるのも一つの方法です。

まとめ:フリーランスになるリスクはあるけど、それ以上にメリットも大きい

フリーランスになる上でのリスクについてまとめてきましたが、働き方次第ではメリットはかなり大きいと思います。

僕自身も会社員にはもう戻れないですし、この働き方は継続していく予定です。もしかしたら法人化する可能性もありますが、基本的に自分が求めている働き方を変えるつもりはありません。

リスクがあるからこそ自己成長する環境に身を置けるというメリットもフリーランスにはあると思います。リスクを理解した上で、自分の働き方を作り出していけるのがフリーランスの良いところです。

関連記事:フリーランスの働き方はあり。人生楽しく過ごせます。

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